ZigBeeを使ったセンサネット機器

ZigBee関連の情報をチェックしていたら、日立が来年よりセンサ・ネットワークのトライアルを始めるそうだ。まずはお年寄りや病人の血圧や脈拍など健康管理をする機器(写真のリストバンドがそう)にセンサを搭載する。

センサ・ネットワークは、無数のセンサをノード(中継点)としてネットワークを構築して、センサからの情報を効率よく収集して活用しようというものだ。主に家庭内での使用を前提としているので、そういう内容で例を挙げると蛍光灯や石油ストーブなど経年劣化や燃料の補充が必要なものにセンサを付けたとする。蛍光灯が切れたり、石油ストーブの石油が少なくなるとそれらに仕込まれたセンサが、何らかの情報を発信する。それをホームサーバなどを経由してインターネットに入り、経由して家主に情報を送信するなどの対処をする…というものだ。

必ずではないが、センサは可搬性や設置の容易さを考慮してワイヤレスを想定することが多い。これまで近距離無線だとBluetoothが有力視されていたが、MasterとSlave間の関係(ピコネット)を階層化するスタッカネットへの対応が遅れたのと、消費電力が当初想定していたよりも多いため、各センサ内に仕込んでも電池が長期間保たないという問題があった。

それを解決しようとしているのがIEEE802.15.4、すなわちZigBeeだ(ちなみにBluetoothは IEEE802.15.1)。ZigBeeはデータ転送速度を最大250Kbps、伝送距離を30mと制限することでBluetoothで問題だった低消費電力を実現している。それにより単3型乾電池で約2年近くも駆動が可能としている。構造次第では太陽電池でも駆動できるようだ。

問題が発生した…などの少ないデータ送信であれば、Bluetoothほど内容の濃い通信は必要ないのでZigBeeは有力視されている。先日米TiがZigBeeのチップで有名なChipcon社を買収したし、結構各社力をいれている分野だ。そのうちにいろんな機器がいろんなメッセージを勝手に発信するようになるんかな?

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