先日のFiiO E11だけど、やはりちょっと物足りなくなってきたので、内部のオペアンプを交換してみることにした。色々と調べてみるとTIのOPA2211が良いらしい。…と言うわけで早速入手。週に何度も秋葉原へ試作用部材を買いに行くので入手は簡単だった。
オリジナルは標準でAD8397が実装されている。結構良いグレードのオペアンプらしい。パッケージは1.27mmピッチのSOP 8Pなので、普段扱っているICよりも広いピッチだから半分寝ていても交換できるな(笑)で、サクサクとオペアンプを取り外してパターンを清掃した。
そして新しいオペアンプであるOPA2211をハンダ付けして完了。もう一度ハンダ付け部を清掃して、ショートやオープンが無いことを確認してから通電。何事も無く音が出たので安心。で、数十時間動かしてから試聴開始。第一印象は確かに音の解像度が上がって、細かな音の輪郭が明確になった感じ。中低音のキレも良くなってエネルギー感も上々。なるほど、これなら改造する価値はあるなぁ。
こりゃ結構面白くなってきた。