日本語WM5搭載GSMスマートフォン登場

日本語WM5搭載GSMスマートフォン登場台湾E-TEN社のWindows Mobile 5搭載スマートフォン「M600」が、パワー・コミュニケーション株式会社によって、日本語のWindows Mobile 5を搭載して「EX600」として今月中に発売される予定。

これはただの日本語化ではなく、ちゃんとした日本語OSを搭載したいわゆる日本語版である。なので、ごく普通に日本語が取り扱えるのだ。しかもSIMフリー機。

ハードウェアスペックもなかなかの物。分かっているだけでも、GSM(850,900,1800,1900) 4バンド対応/CPUはSamsung S3C 2440 400MHz/Flash ROM 128MB/SDRAM 64MB/2.8インチQVGA(320×240) 65Kカラー/サイズ・重量:111.7×60.7×22(mm)・165g(バッテリ含む)/802.11b WLAN/Bluetooth 1.2/1.3Mカメラ。しかも、BluetoothはHSP,HFPはもちろん、なんとステレオオーディオのA2DPにも対応している!

しかし惜しいのは、ここまで出来ていながらUMIT機ではなくGSMバンドのみだということ。要は日本国内で使えないのだ。これはベース機であるM600側の能力の問題だと思う。

今回はハードウェアは現地版そのままで、ソフトウェア面で日本版を製作した事例のひとつだ。幸いハードウェアキーボードがないタイプなので比較的やりやすかったのだろう。今年のCeBITでもUMIT機のスマートフォンなどが沢山展示されていたようなので、今後もこういう端末がどんどん登場してくれることを望む。

カテゴリー: WS/PC/PDA, 気になる物, 移動体通信 パーマリンク

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください