宇宙物大好きということで、いつかは行きたいフロリダのケネディスペースセンターやスミソニアン博物館…。などと思っていたら何と石川県にコスモアイル羽咋(はくい)という謎な施設があって、そこに貴重なブツがゴロゴロしているという情報が!
そりゃぁ、行かなきゃ!ということで今回の旅のメインなのである。
入り口には月面車(ルナローバー)のレプリカ(一部部品は実際の金型を使ったり、バックアップ用の実物を使用して組み立てられた物)がお出迎え。しかも座れる!
館内に入るといきなりマーキュリー!小学生の頃、図書館で本を読みまくった現物が目の前に!これだけでも感動物。ただし、これもレプリカ。とはいえ一部成形部品の金型は本物を使用。この辺りから興奮して鼻血が!
奥に行くとアポロの司令船。高さは約3.2m×直径約3.9mと思ったよりも小さい。こんなのに3人も乗るわけで。で、表面の耐熱シートは本物を使用している。ケネディスペースセンターやスミソニアンにあるのは実際に宇宙を飛んできた実機だから、耐熱シートやエポキシコーティングが無くなってボロボロになっている。なのでこれは大気圏突入前の状態を維持した貴重な状態とも言える。
で、コックピット。こんなのに宇宙服を着た飛行士が3人乗るのだ。それでも宇宙空間だと結構広いらしい。中を見せてくれるサービスっぷりは最高!
計器パネルやハッチの裏側のメカにもやっぱり鼻血だ。
司令船の次はこちら。月着陸船。正直、想像より大きくて驚いた!
こちらもレプリカだけど、金型を流用した部品だったり、一部は実機のバックアップ用パーツを使用している。
で、驚いたのがコレ。旧ソ連の初の有人宇宙船「ボストーク」の実機!実際に宇宙を周回してきた本物。展示品の前に旧ソ連からの証明書も展示されている。
歴史の教科書にも載っているガガーリン(初の有人宇宙飛行で「地球は青かった」という言葉を残した人)が乗ったシリーズだ。展示されているものは有人飛行の後に無人探査として使われたもの。それにしても大気圏を通ってきた痕跡が生々しい。内部は、有人仕様に改造されて展示されている。写真の右側はパラシュートが入っていた空間。
背面には有人の際に強制射出されるハッチが開いた状態で置いてある。しかし狭い!
白いのは飛行士のヘルメット。緑色は強制射出後に開く飛行士のパラシュート。
写真右側にアメリカのマーキュリーがあるのが、当時の米ソの宇宙対決を彷彿とさせる。
これは、旧ソ連の無人月面着陸船「ルナ」。なんとこれは実物!とは言っても、実際に月に行った訳じゃなくバックアップ機。メイン機は型式はE8-5でルナ24号として月まで行っている。月のサンプルを地球に持って帰ってくるのが目的。こんなのが月まで行っちゃう事実にビックリ。しかも、ちゃんと地球まで帰ってくる訳で(実際に帰ってくるのは上にある茶色のカプセルのみ)。
これはボイジャー。本物の2機は太陽系を抜けて銀河系内を飛行中。展示されている物は実際の部品を結構使って組み立てられたレプリカ。でも、大きすぎるのでブームなどはカットされている。残念。これも見たかった展示物のひとつ。
そのほか、当時の紙の資料(コピー)も沢山あって、ちゃんと見ることができる。素晴らしい。
内部は撮影可能。でも、暗いので一脚もしくは三脚、スピードライトに超広角レンズは必須。人も少ないし、時間を気にせずゆっくりと見学できる。機材を入れ替えてまた行きたい!
お、行かれたのですか。
ShimoKenさんをも虜にするとは、ココはなかなかの展示物ってことですね。つかほんとに中真っ暗で、機材の高感度テストにもってこいの場所ですよね〜、フォーサーズ系は玉砕でした。
行きましたよー!
でも今回はレンズがダメ。
14-24/f2.8は必須です。
状況も把握したので後日リベンジ予定!
必要なレンズは14-24mm/f2.8と105mm/f2.8マクロですなぁ。
こんどオラも行ってきます。面白そう。
僕も宇宙に興味ある人間なのですが、ここは知りませんでした。小さい頃からロケットが飛ぶところを見て来ましたからねw
僕の手持ちレンズじゃことごとく玉砕ですね。ハァー
FCGさん:
結構近所まで高速が通ってますから、簡単に行けると思いますよ〜。
alfabeatさん:
レンズよりも感度ですね。D90なら大丈夫ですよ。でも、三脚あった方が良いです。最低でも35mm換算で24mmくらいあると良いかと。
いや、簡単ってその・・・片道900kmあるんですけどね(汗)。
はは。やっぱり…。
ウチも次回は飛行機ですよw
宇宙もの独特のメカっぽさ、精密さが良いですね。コクピット内部もなかなか見る機会なさそう。
フォーサーズはだめですか….。E-P1にストロボ付けても厳しいのかな。