台湾での食事をイメージしていたが、良い意味で裏切られた。こちらの方が、薄味であっさり。素材も良いので旨味がある。野菜の炒め物などはまだシャキシャキ感があるのに青臭さはない。麺物もあっさりスープだが、ダシがしっかりと取れていて旨い。脂っこくもないので、食べた後変なムカムカ感もない。
正直、毎回の食事は楽しみになった。食後の果物も旨いのだ。特にライチは冷凍していない本当の生なので香りも良い。日本では見られない黒いライチも食べたが濃厚な香りと上品な甘さに驚いた。
食事をしていて気が付いたのだが、中国の工場に行くと必ずお椀と箸を置いておく棚がある。
聞けば工員の食器で、食事は全て自分の食器でするのだそうだ。食文化を重視しているのかどうかは解らないのだが、元々そういう文化らしいので、いろいろ聞いたのだが「昔からそういうことにだったので…」ということだ。
まぁ、日本でも昔の人はマイ茶碗と箸だけは持っていたとかあったな。そういうことかな?