頻繁に中国へ行っていると、日本ではあまり食することのない食材も、ごく普通に食べたり飲んだりすることがあります。その中でもお茶は色々な種類があって「これ何?」というものも良くあります。お茶はあまり飲まない方なのですが、中国だと飲む機会は頻繁にあります。食事以外にも打合せだったり、各会社や工場に訪問すると立派な茶卓があって自慢のお茶を頂きます。レストランに行っても「お茶は何にする?」と必ず聞かれるくらい種類も豊富です。
そんな訳で色々と飲んできた中で、お気に入りなのが「菊花茶(ジュフワチャ)」です。名前の通り菊の花のお茶です。中国ではポピュラーなものですが、日本では漢方扱い?で売ってはいますが普段飲みじゃない感じです。一般的なお茶よりも柔らかくて優しい香りと風味がとても気に入っています。飲んだ後もスッキリして気持ち悪くなることがありません。
自分が普段飲みするのは胎菊(タイジュ)という開花する直前の蕾を摘んだ物。完全に花が開いた物はお湯に入れた際に綺麗ですが、どちらかというと胎菊の方が味と風味がしっかりとしています。効能は眼精疲労やほてり、肩凝りや腰の痛みなどの消炎作用、高血圧に良いとのこと。お茶の効能かわかりませんが、飲み始めてしばらくしてから高めだった血圧も正常値に落ち着きました。お茶は日本で買うと高いので、いつも中国で買って帰ります。