ネズミ被害にもめげず、コツコツとメンテナンスを進める。
何せやるところはたくさんあるのだ。クラッチはエアが噛んでいて切れが悪いし、ブレーキもフルードがかなり劣化している。バッテリも弱っている。他に可動部は全て清掃とグリスアップが必要な状態(泣)
リア側はレーシングスタンド、フロントはクルマのジャッキでリフトアップする。タイヤやホイルの汚れがあまりに酷いので自由に回転しないのは面倒だから。もちろんカウル類は全て外し、ストリップにしてからネズミがかじり散らかしたケーブルのクズや糞、クモの巣などの汚れを落とす。
水でジャブジャブやってしまいたいところだが、色々とあるので濡らすのは最小限度に濡らしたウエスで拭く程度。タイヤとホイルだけは濡らしたブラシで泥や溝の間のクモの巣を落とす(これが大変)。
エンジン周りはあまり問題なし。ヘッドカバーに少しのオイルにじみがあるのはいつもどおりで変わりなし。パーツクリーナでオイルに付着したホコリを流し落とす。フィンの汚れもブラシで落としてからパーツクリーナで吹き飛ばす。
エンジンは黒塗装されているが、流石に17年にもなると塗装面はボロボロだ。ずっと屋外駐車だったので塗装面の劣化は普通以上だろう。ちょっと触るだけでポロポロと剥がれてしまう。既にアルミの地肌が見えている部分が大半だ。バイクの主治医からもオーバーホールを勧められているので、そろそろ検討する必要もありそうだ。
後付けしたFCRキャブレターは燃料抜きをしてあるので全く問題なし。可動部にちょっと給油。ファンネル部からガソリンを少し垂らして軽く開閉するように調整。
そういえば、このFCRを付けるときにピッタリのマニホールドが無くて苦労した。結局ワンオフで製作して装着した。ヒュヒュ…という吸気音もチューニングエンジンらしくて好きだ。ノーマルはウエーバーだったが日本で乗るならば日本のキャブレターが一番のような気がする。
大変だったのはフロントブレーキキャリパ。キャリパ内のピストンが汚れとグリスの劣化で固着していてスムーズに動作しなくなっていた。なのでパッドを外してピストンに付着した汚れをクリーナーで清掃。シールドがあるから大丈夫だろう(本当か?)あとは新しいフルード液を加えながらエア抜きとフルード交換。
ブレーキパッドもそろそろ交換時期。しかしパッドの交換費用を考えると、新しいキャリパを購入した方が割安かもしれない。もともと黒いキャリパは好きではないし同径4Pなので異形4Pが欲しいところだ。これはもう買うつもり。黒キャリパはOH後にオークションで売ってしまおう。
残りは電装系の修理だが、さすがにタイムアウト。あとは明日の作業だ。弱ったバッテリには電解液を足してとりあえず延命措置。さて、明日には無事にエンジンが始動できるか?
