ついにBT内蔵デジカメって…

ついにBT内蔵デジカメって…CNET Japan経由のネタ。

ついに登場、Bluetooth接続できるデジカメ–コダックが米で発表」…というタイトルのニュースがあるが、これを読んであれ?っと思った人も居るはず。

そう、Bluetoothを内蔵したデジカメは今回発表されたこのコダック「V610」が最初ではない。2002年末にソニーがBluetoothを内蔵したサイバーショット「DSC-FX77」を販売していたからだ。

まぁ、記事は世界で初めて…云々と書いている訳じゃないから間違ってはいないが、デジカメ+Bluetoothがとても画期的なイメージで説明されているので、前記のように「あれ?」と思ったのだ。

個人的にはDSC-FX77のBluetooth機能も負けてはいないと思う。プロファイルにBIP (Basic imaging Profile)を搭載し、PCやプリンタへの撮影データ出力、今は無きPalmデバイスのCLIE NZ90に内蔵されたBluetoothを利用して、DSC-FX77のファインダ越しの内容をCLIEの画面で確認しながら、リモート操作でシャッターを切るという芸当までこなしたのだ(実際これはとても便利だった)。惜しむべきはバッテリ駆動時間の短さと本体の大きさ、動作レスポンスの鈍さだろう。回転レンズはとても便利だったんだけど…。

最近では携帯電話に搭載されたデジカメ+Bluetoothで、画像を転送することができるのであまり珍しくない機能だが、こと純粋に撮影するとなると使い勝手は専用機に軍配が上がる。だからこそ、デジカメにBluetoothを内蔵するのは意味のあることなのだ。NikonはWLANを搭載しているものもあるが、消費電力などを考えるとBluetooth v2.0+EDRなどを活用すればある程度は解決できそうなのに…と思うのである。

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