BMW 116i(E87)を借りた

BMW 116i(E87)を借りたE87_side

Z4に不具合が出たので修理のためにディーラーへ預けた。チェックとメンテナンスに数日掛かるので、代車を借りたのだが車両は116i。本当は135iとか335iとかM3とかM6が借りたかったのだけど無理だった。ってかM3とかM6は無理だろ普通(笑)

借りた車両にはオプションと言えば、サンルーフだけが付いた最もシンプルなモデルでETCすら無い…。このリーズナブルな仕様の116iを数日間自由に乗り回せるということで、自分メモとして簡単にレビューしてみる。

E87_room

普段はE46 320iとE85 Z4 2.5iに乗っている前提なのだが、まずは低速時のステアリング操作が若干重い。この116iは最初にステアリング操作をして想定外の重さに「う」と声が出たほど。でも、パワーステアリングが無い車両ほど重い訳じゃない。しかしこの重さも、ある程度走り出してしまえば全く問題無い。むしろ、中高速で走っている時のステアリングフィールは最高とも言える。まるでスポーツカーの様だ(もともとBMWのクルマはスポーツ指向なのだが)。

しかし、駐車場での切り返しや狭い路地での低速走行時に女性は大変だろう。ちなみに最新モデルはマイナーチェンジされて、軽くなっているらしい(ディーラー担当者談)。

E87_Engine

エンジンに関してはBMWの中で最も小さいクラス。確かにモリモリとパワーが出るタイプじゃ無いけれど必要にして十分。踏めば高速道路でも良いペースで走ることができる。ただし2人乗車で荷物を乗せた場合は登り坂でちょいと”唸る”。このあたりは気にするかしないか。街乗りなら十分すぎる。

タイヤはピレリのランフラットだが突き上げ感は少ない。ランフラットタイヤが年々進歩しているのは本当だ。足回りはやや固めなので、路面の凹凸は拾うけれど不快ではない。運転する側からすると路面のインフォメーションが良く伝わってくるので安心。

E87_rear

ボディデザインに関しては発表当初は賛否があったが、発売されて数年経過して見慣れてきたからだろうか普通な感じだ。そもそもハッチバック車の割にはスポーティなデザインは個人的には嫌いじゃない。

最も印象に残ったのは走りの部分だろう。FRということもあり、とても俊敏な応答性が気持ちいい。夜の首都高速を流したのだが、常にハイペースで安定してコーナーをクリアできた。

E87_front

運転しながら”もうちょっとトルクがあれば”、”もうちょっとタイヤが大きければ”、”もうちょっとダンパーの腰があって車高が低ければ”…などと思った際に、その上のグレードに”それらもうちょっと”が用意されていて、それらを選択すれば解決してしまうのはメーカーも上手な訳で。

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