今年の8月末から9月末まで突如大阪に現れた巨大な子アヒル。最初にその写真を見た時はコラージュかと思ったくらい妙な感じを覚えている。このアヒル、オランダ人アーティストのFlorentijn Hofman氏による作品で、こやつは世界中のあちこちで浮いてきた強者だ。気になるアヒルの大きさは高さ9.5m×幅9.5m×長さ11m。数字だとパッとしないが現物はインパクト大だ。
当時大阪への出張もちょくちょくあったので、その内に見られるかな?と思っていたら、大阪関連の仕事が後回しになってしまい、全く出張は無かった。結局、展示期間中にアヒルを見ることは叶わなかった。その後、よほどの人気があったのか、12月に再展示が決定。今回タイミングが合ってやっと念願のアヒル詣でをできたのだ。
このアヒルは風呂に浮かべる玩具として有名だが、なかなかカワイイものは少ない。全体の微妙なバランスが重要なのだ。お気に入りはアメリカで売っていたものだが未だに入手できずに居る。そんなアヒル好きな自分だが、このアヒルはむちゃくちゃカワイイ。大きくするとバランスが崩れがちだが、全くもってそれが無いのが素晴らしい。
このアヒルにはこういうメッセージがある(和訳は適当…間違っていたら教えて下さいませ)。
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The Rubber Duck knows no frontiers, it doesn’t discriminate people and doesn’t have a political connotation. The friendly, floating Rubber Duck has healing properties: it can relieve mondial tensions as well as define them. The rubber duck is soft, friendly and suitable for all ages!
このゴム製のアヒルは差別や政治的なゴタゴタなどが無くなれば、きっと国境など無くなることを知っています。そのアヒルが浮いている姿には癒しがあります。このゴム製のアヒルが浮いている姿は全ての世代に対して優しく、緊張感を緩和する癒しとなるでしょう。
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とにもかくにも会えて良かった!
※その他の写真はflickrで