先日アメリカから届いたんだよーと、言っていたのはCOLT Pythonの実銃シューティング競技用木製グリップだったのだ。
封筒には確かに「Auto parts」とあるので、バイクか自動車のパーツを連想させるが、このオーナーが副業で実銃パーツの販売をやっているので、そこでお願いしたのが事の発端である。なんとも紛らわしいものだ。
実銃用のグリップはトイガンへはそのまま装着できないケースが大半だ。特に樹脂モデルのリヴォルバーは全滅とも言える。それは、重量感を増すためにグリップ部にウエイトを仕込んでいることの多い樹脂製モデルガンは、そのウエイトが邪魔をしてグリップがはまらないのだ。
なので、やることは一つ。出っ張って当たる部分をリューターでひたすら削るのだ。ガリガリと2時間ばかし削ってようやく完成。位置決め用のピン穴も空けてあるのだ。もちろん微調整もした。写真で白っぽくなっている部分は全て削ったところだ。あぁ、今でもリューターの振動で手が痺れているのだ…。
そうして苦労して完成したグリップを、先日入手したMGC製のCOLT Python 2.5インチに装着してみる。これは右利き用のグリップなので、親指が掛かる部分が大きく張り出しているのだ。
もうちょっとおとなしいかな?と思って購入したグリップだったが、結構派手目でイメージと違うかな?と思う。今度はもうちょっとおとなしめのものを探してみよう。シューティンググリップというから、親指の部分が切り掛かれているタイプかと思っていた。少なくとも写真で見る限りはそう見えた。ううむ、写真がもうちょっと鮮明だったら解ったのになぁ。通販では写真が命。ちゃんと取って下さいねぇ。
削るの苦労したから、これオークションに出したら売れるだろうなぁ(笑)
何つったってMGC製にポン付け可能な実銃グリップなんだから。リューター無かった頃は彫刻刀で削っていた。グリップ用の木って結構固いので削るの大変なんだ。リューターが無かったら途中で辞めていたかもね。