MacBookのファンをコントロール

MacBookのファンをコントロールノートPCを使う場所は冷却台の上とは限らない。ベッドの上で使ったり、カーペットの上で寝そべって使うこともある。

以前から熱かったMacのノートは、Intel CPU搭載機になって一層熱くなり、とてもではないが膝の上に乗せられなくなった。同様に熱の問題からか謎の再起動を繰り返すようになって、とても困っているのが現状だ。

アップルのディスカッション・フォーラムをのぞいてみて知ったのだが、内蔵ファンの回転数を調整するソフトウェアがある。smcFanControlと、Fan Controlというものだが、MacBookやMacBook Proに対応している。前者はアプリケーション、後者はシステム環境設定ファイルだ。

早速自分のMacBook Pro “17にも導入した。smcFanControlが調整できるのはファンの最低回転数のみ。温度に対して回転数を設定したり、可変カーブの再設定はできない。作者によると、そこまで介入するとMac OSカーネルの安定性に影響するらしいので、あえてそこまでやっていないそうな。

Fan Controlはもうちょっと調整範囲が広い。

ファンの最低回転数はもちろん、最低回転数の温度と最高回転数の温度、それぞれの設定が可能だ。これだと高温になる前に最高回転数に設定できるので、高負荷な処理を多用する場合には有効な設定かと思う。

自分のMacBook Proでは左右それぞれのファンの最低回転数が1,000rpmだったので、倍の2,000rpmにアップして様子を見ている。この2,000rpmは最新のCore 2 Duo搭載機の設定らしい。

効果は絶大でCoreDuo Tempでの温度が70℃前後から55℃あたりまで大きく低下したことだ。底面の温度も明らかに低くなった。興味本位で4,000rpmにするとキーボード周りもかなり冷えてくるが、ファンの回転音もあり微妙なところ。2,000〜2,500rpmが良いかな?

バッテリ駆動時には消費電力に影響するが、ギリギリの使用時間を要求されなければ回転数を上げ目にして快適性を取りたい。現時点はなかなかよさげ。あとはこれで異常な再起動がなくなればなお良し。

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