昔の資料を整理していて見つけたGALLINA TGA6。このオートバイを知っている人は少ないだろうと思う。
名前の通り、1960〜70年台に活躍した元世界GPライダーのRoberto Gallina氏が、ライディングを覚えるスクールバイクとして創ったTGAシリーズの6番目ということでTGA6。
シングルレースに参戦するために、スズキDR800の超ビッグシングルエンジンを250ccレーサーとほぼ同サイズのフレームに積んだ(詰め込んだ)見た目は小さなオートバイ。R1がレーサーでS1がストリート版。違いは吸排気関係程度。
1990年始めに日本国内でこのバイクの販売を行っていたS氏のファクトリーに出入りしていて、何台かを試乗したのは良い思い出。押しがけしか出来ないモデルもあって、試乗するのも大変だったこともある(笑)もちろん、セルモータは標準装備されたが、圧縮比が高いためセルモータがなかなか回らず、デコンプレバーで圧縮を抜いてタイミングを合わせながらエンジンを始動する。
乗り味は250ccレーサーに乗っている感覚だったのを覚えている。信号待ちで250ccレーサーレプリカと並ぶと本当にサイズが同じでなんだか可笑しい。でも排気音はサイレンサーを交換したSRみたいな音…。
当時のスタッフトレーナーと、それにしてもらったRoberto Gallina氏のサインは宝物なのだ。
今は何台現存しているやら…と、調べたら何とオーナーのブログを発見。程度も非常に良くて二度ビックリ。やはり、好きな人はいるモンだなと思った次第。
