ついにSony Ericssonから3G仕様に対応したP900シリーズの最新機種P990iが登場した。
ソニエリ機ファンで、P900iオーナーとしては嬉しい限りだ。大きく変わったのはW-CDMA対応だけではない。見た目ですぐに解るのが本体側にキーボードが装備されたことだ。以前のP910iはフリップの裏側がアルファベット、表が10キーだった。これにより液晶ディスプレイの解像度が低くなったようにも思えるが、実は逆にアップしている。
P900, 910が208×320 pixelに対して、P990iは240×320 pixel。しかも発色数も65Kから262Kへアップしている。のだ。他にも31万画素だった内蔵デジカメも200万画素にアップして、フロント側にもTV電話用に低画素数のカメラを装備した。これだけの性能アップをしながらサイズは114×57×26 mm(旧サイズ115×57×24 mm)とほとんど変わらないのはあっぱれだ。
他に無線LAN(802.11b)への対応(もちろんBluetoothにも対応済み。v1.2かv2.0かは不明)もある。あと忘れてはいけないのが、搭載されるSymbian OSは最新のv9.1なのだ。そういうこともあってか、細かなスペックはまだ固まっていない状態なのだが、現存するスマートフォンでライバルはNOKIAのN91だけだろう。他にも書ききれない程の大きな進化がある。発売時期は来年前半になるらしい。あぁ、待ち遠しい。