飛行機は無事にハノーバ空港へ到着。空港を降りて看板が英語で書いてあってちょっと安心する(苦笑)荷物も問題なくポンと出てきてまずはハノーバまでは移動が完了した。お次はホテルまでの移動だ。手元にあるのは住所を書いたメールのプリントアウトと、すんごく簡単に書かれた線画の地図。正直言ってどのくらいの時間が掛かるのか検討もつかない。
しかし、行動あるのみ。飛行機の中で勉強したドイツ語を駆使し、タクシーのオッちゃんに行き先を説明。それとヨーロッパでのお約束(?)の料金交渉をしてから乗り込む。しかし、交渉といっても相場がさっぱり分からないのでだいたいである。まずは200ユーロくらいで行けるだろうとの返答(筆談)。
空港を出てからいきなり高速道路に乗った。おっちゃん曰く(?)ここが有名なアウトバーンだということ(らしい)。ベンツのワゴンタクシーは約180km/hくらいで爆走している。後ろからパッシングがあって、タクシーがよけるとベンツSクラスがそれ以上のスピードでぶっ飛んでいった。恐るべしアウトバーン。でも、標識を見ると制限速度が書いてある。本で読んだことがあるが、アウトバーンはどこでも速度無制限ではなくてむしろ大半が速度規制された道路だそうだ。
高速を降り、今度は細い田舎道を走る。正直ここで降ろされて身ぐるみ剥がされたら完全にアウトだなと考えながら到着を待つ。出発して40分ほどだろうか。突然運転手が建物を指さす。見るとホテル…というか民家みたいな建物がある。看板を見ると確かに合っている。無事に着いた…。料金は230ユーロ。チップ込みで250渡して「ダンケシェーン」と言うと、初めてニコッと笑ってくれた。いい人じゃん。
お次はホテルのチェックインである。これまた飛行機の中で作ったドイツ語のメモを片手にドアを開け…開かない(泣)明かりが付いているので人はいるはず。そういえばイタリアでは呼び鈴を押して開けてもらったことを思い出す。呼び鈴を探して押すと、人の良さそうなお婆ちゃん登場。自分の姿を見て客だと認識し、ドアを開けてくれる。
「グーテンアーベント」飛行機で覚えた挨拶で何とか対応。ドイツ語で何かを言われたので、メールのプリントアウトを見せると、カウンターに入りノートをチェックし始めた。予約は友人に頼んであるのでもう大丈夫。と思っていたらノートに名前がないらしい…。背筋に悪寒が…。
CeBITのこの時期に空きホテルなんかありゃしない。そんなハズじゃとPCを広げてここの友人とオーナーとのやりとりのメールを見せる。ccでもらっていたので、部屋が取れていることは認識していた。こっちももう必死である。問題はこのお婆ちゃん。英語が分からないらしい…。お婆ちゃんが突然奥に引っ込むと、今度はひげ面のおっちゃん登場。おっちゃんは英語が分かるのだった。助かった…。メールを見せながら事情を説明すると、どうやらメールの当人らしい。予約されていないのは本当らしいが、部屋は空いているので泊まれることになった。
部屋に案内されるが本当にペンションである。温水のヒーターがある質素な部屋だ。オッちゃん(オーナー)から鍵を3個渡される。1個は部屋、1個は客室エリアの入り口、1個は玄関。ふむヨーロッパ方式である。ようやく落ち着いた、と同時にどっと疲れた。出発から既に16時間が経過。とにかく寝る。
