Buellがかなりレーサーレプリカ寄りなマシン1125Rを発表している。
数字の車体名が一瞬DUCATIの1098と、かぶってしまうのは自分だけではないだろう(笑)
以前に発表していたプロダクションレーサー「XBRR」の公道版とも言えるかもしれない。ただし、XBRRよりも少ない排気量でほぼ同等の146HPと極めて高出力である。驚くべきはそこまでパワーアップしていながら、まだベルト駆動を使っていることだ!なんとフロントブレーキもシングルのまま(一応8ポッドのキャリパーになっているけど)。
新設計の水冷4バルブエンジンは、10,500rpmまで回るそうな。すんげー。どんなフィーリングがかなり興味がある。水冷になったのは昨今の騒音規制だろう。これは必然的な流れとも言える。
フロントフェイスは逆に空気抵抗になるんじゃないかと思うほどボリュームのあるもの。Buellではライダーを風から守りつつマシンの安定性を向上したとか言っているけど。
燃料タンクなどは、従来のXBシリーズ同様でFuel in flameなのである。安全性や信頼性も実証されているので、だいぶ熟成されたんだろうな。実際XBシリーズに乗ってみると、マスの低重心化に成功していて、安定感が印象に残っている。
発売は2008年。日本は夏までには入るだろう。さてさて。