SIGMA DP2 Merrill専用アクセサリーのクローズアップレンズ AML-2。
レンズの造りも良いし便利に使っているのだけれど、不満があるとすれば純正のケース。クローズアップレンズを装着しているとフォーカスレンジが限定されてしまうために、付けっぱなしと言う訳にもいかない。よって、脱着する機会も多いのだが、純正のケースの造りがどうにもイマイチ。
一番不満だったのはケースを成形して各部固定にリベットを使っていて、そのリベットが内面でむき出しなこと。また、蓋の固定がスナップボタンなのだが、これも内側で金属パーツがむき出しになっている。確かにレンズには接触しない位置だけど、ケースは柔らかい物だしあまり気分の良いものじゃ無い。なので、早速修正修正ッ!
やりかたは簡単。100円ショップなどで糊付きのフェルトと、梱包材などに使われている発泡ウレタンなどのシート(発泡スチロールは不可)。フェルトはケースの内側に合わせて切り出し、梱包材はケースの内寸法に合わせて切り、その後にクローズアップレンズの大きさに合わせて成形する。フェルトを丁寧にケースの内側に貼り付けてから、梱包材を突っ込んめば終わり。
リベットの頭は全てフェルトで覆われ、収納したレンズがケース内でガタガタと暴れることも無くなった。残りはスナップボタンを、押付け負荷が少ないマグネットタイプに交換すれば完了(改造する前のケースの写真を撮るのを忘れた…。でも、オーナーさんなら解るはず)。良いレンズなのだから、ケースをもうちょっと何とかして欲しかったなぁ。レンズフィルターみたいにナイロン一体成形のケースでも良かったんだけれど。