NOKIA E60完全日本語版を造る

NOKIA E60完全日本語版を造る先日Sony Ericsson P1iとトレードして入手した端末の内のひとつ、NOKIA E60を日本語版にした。

簡単に日本語版と言っても、作業はかなりマニアックでソフト、ハード共に環境が整っていないと完成できないレアモデルだ。

まずはUK版E60のファームウェアをダウングレードしつつ、日本語が密かに含まれているバージョンとコードを内部フラッシュに書き換える。この作業にはJ.A.F.と端末のメイン基板に直接アクセスできるFBUSユニットが必要。アップグレードでの書き込みはUSB経由で簡単だが、ダウングレードは難しいのだ。

通常よりやや時間が掛かるが、じんわりと書き込みが終わり再起動すると、言語項目に待望の「日本語」が登場する。成功である、むふふ。

E60は画面解像度がQVGAより広い352×416ピクセルなので、日本語も精細で綺麗なのだ。WEBもメールも表示文字数が多くて、何気に使えるのが良い。WLAN対応だし。

日本語ファームになったらお次は日本語キーパッド。これもレアアイテムだ。もともと日本で発売予定だったE60はある程度の数量がプロモーション用として製造されている。また、その際に部品レベルではもうちょっと多く作られており、日本語キーパッドもそうした部品のひとつだ。

これも某ルートで数枚入手しており、日本語ファームに書き換えたE60には無くてはならないマストアイテムだ。

E60は専用のこじ開けツールで側面からフロントパネルを開ければキーパッドの交換ができる。ものの数分で交換完了。

これでどこから見ても幻の完全日本語版E60の完成である。E60は複数台持っているが、これもお気に入りの端末だ。ストレートでメタルな質感が大人〜で良いのだ。

カテゴリー: 移動体通信 パーマリンク

NOKIA E60完全日本語版を造る への2件のフィードバック

  1. tmsnob のコメント:

    shimokenさん、はじめまして。
    差支えなければ、ヘルプ願います。
    iniファイルはどうしましたか?
    コピペ&自作ですか?

  2. ShimoKen のコメント:

    用意されていた物を使いましたよ。ファイル構成を見るとiniファイルは用意されています。
    手順としてはJ.A.F.のアプリケーションでオートセレクトをして、言語ファイルをV16にするだけです。Japanとでませんが、無視をして書き込みます。

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