展示場の中にZ4 Coupeがあるのを発見。実車を初めて見るのでなめるようにじっくりと見回った。片手に入れてもらったコーヒーを持ちながら(笑)
オープンのためにデザインされたZ4と思っていたが、これはこれで大アリだ。凄く艶めかしい曲線が美しいと思った。良くもこんなに美しくまとめたなと感心するしかり。
オープンに出来ないのは残念だけど、これを選択する人はスポーツカー独特の閉塞感に緊張したドライブを堪能できるに違いない。これはオープンでは味わえない感覚だ。
分からない人は実際にシートに座ってドアを閉めて見るといい。それで初めて分かる何とも言えない感覚にため息がでた。
Z4ではシンプルにまとめられていたが、Coupeではテールゲートがあるために独特の曲線を描きながらダックテイルのようにスラっと流れているのが分かる。
見ていて思ったが、これは日産の初代フェアレディZにも通ずるところがあるようにも感じる。直列6気筒エンジンに長いボンネット。シッティングポイントは中心よりやや後ろ側に位置する点など似ているようにも思える。
オープンカーを既に所有しているならば、こういうクローズドボディも良いねぇ。空いた深夜の高速道路をストイックに淡々と流すなんてカッコよくない?
そんな妄想を繰り広げながらコーヒーを飲んでいた。余談だが、ディーラーのコーヒーマシンがアップグレードしておいしくなった。下手なコーヒーショップに行くならば、ディーラーにむりやり用件を作ってコーヒー飲みに行った方が良いかもね(笑)