ことの始まりはちょっとした事故で余ってしまった、KSCグロック17用のメタルスライドとバレルのセット。先日にこれをつかってカスタムモデルを作ろうとエントリーしているが、日曜日の今日、天気も良かったので思いきって作業を行った。
作業としてはガスポート作る訳なので要は穴を開けるだけ。
スライドの塗装は剥離済みなので、実銃の雑誌を見ながら大体の場所に穴あけの位置をポンチでマーキング。ドリルで穴を開けてからリューターのカッターで穴の間を切断。あとはヤスリでひたすら削って調整。
最後にダイヤモンド入りの精密ヤスリで段を取って綺麗に仕上げた。左右の開口部とカーブが何だかんだ言って面倒だった。ただ、アルミ製なので柔らかったのが幸い。
スライドが終わったら、バレルを通して位置を決めてバレルにも開口部を作る。これがなくちゃ意味が無い。とは言ってもトイガンでは、ガスポートがあっても何ら意味が無いのだが…(苦笑)
バレルは亜鉛合金なので柔らかそうに思っていたが、実はなかなか固くて苦労した。リューターのカッターを2枚ダメにしてようやくカット溝を作った。そして溝の仕上げ。粗めのヤスリでガリガリやってようやく仕上がった。
内部にはBB弾用のバレルが通るので、外部を削って調整、内部を削って調整。それを繰り返した。
仕上がったところで、仮組みを行って動作を確認。バレルの位置もバッチリで安心。
本来であればここで一息付くところだが、休まず一気に外装をもう一度800番のソフトヤスリでヘアラインを入れて仕上げ。
ここまで来たら最後までやってしまう。メタル用のブルーイング材を使ってブルーイング。楽ちんな「どぶ付け」をしようかと思ったが、専門店の店員から擦り込んだ方が発色が良いと聞いていたので地味にスリスリ…。
ブルーイングを行っていて思ったのだが、このアルミスライドは結構混ぜ物があるっぽい。思ったよりも発色が甘いのだ。ううむ、だから安物はダメだなぁ。まぁ、本当にダメならば塗装という手もあるので、くじけずに作業を続けた。
結局2回やりなおして満足とまでは行かないが、暫定レベルの仕上がりになった。見る人が見れば見られたもんじゃないんだけどなぁ。もう流石に疲れた(苦笑)
バレルは亜鉛合金だったので、思いっきり簡単に染まった。いやぁ、楽ちんで良いな。でも、亜鉛合金の鋳物なので、ムラが沢山。これも目をつぶる。
薬液を丁寧に洗い流して布で拭き上げて完成。とりあえず先日購入したアジャスタブルサイトを装着。フロントサイトはProud製を付ける予定なので、まだ未装着のまま。どうせ穴を1個開けるだけなので楽ちんだ。
とりあえず、これで完成…。