おおむね気に入っているV10なのだが、時間が経過してくると気になる部分が見えてくるもの。まず気になったのが、グリップセフティの仕上げ。
このV10にはビーバーテールタイプが装着されている。キンバーのよりも薄いのがこれまた良いのだが、いかんせん曲線が多いので成形が難しいようだ。
通常は鋳物の亜鉛かアルミ合金なのだが、仕上がりはどうしても表面がザラッとしていて、デコボコも目立つ。こういう場合は少し削ってから徹底的に磨き込んでキレイに仕上げ直すのだが、鋳型では内部に巣くっている場合もあって削るのはとてもリスキーな作業。
最もベストなのは削り出しなのだが、先に書いたとおりのグリップセフティは曲面デザインなので削り出しは非常に難しく、どのメーカーも頓挫していたのが実状。
それを打ち破ったのが、各種高精度カスタムパーツをリリースしているZEKE。ここはなんと総削り出しで、しかも硬い7075材を使ったグリップセフティを発売している。これは買わねば！と思っているのだが、いかんせん高価…。限定品なので数量が少なくハラハラしているが、まだ在庫はあるようだ。いつかは欲しいなぁ。
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