10年以上使っている小銭入れが1年くらい前から壊れ掛かっていたので、買い換えようと探していたのだが、自分の理想とするものが見つからずにずるずると今日まで来ていた。ここ1〜2ヶ月はチャックの部分が崩壊して完全損壊までのカウントダウン状態だった。
いろいろ考えた結果。無いなら作ってしまえば良い。という簡単な結論に達した。作ると言っても自分ではそんなに上手に作れないし、作っている時間も無いので、いつも革関係でお世話になっている南青山のHERZ（ヘルツ）というショップでオーダーをした。
ここの革製品は最近ではいろいろなショップで見かけることも多くなって、ずいぶんとメジャーになったなーと思う。理由は簡単で頑固なまでの革製品に対する愛情と作り込み、そして素朴な風合いを活かしたセンスだと思う。流行のバッグと違って何年使っても飽きが来ないのだ。
自分もここではPCやPDA用のワンオフバッグやロットリングNewtonシリーズ専用のペンケース、バイクのキーホルダなどで使っている。以前ここの鞄を母親にプレゼントしたら、すっかりはまってしまって、以後自分でいろいろとカスタムオーダーしている。
ここの良いところは既製品もすばらしいのだが、「ここがこうだったらもっと良いのに…」というのをかなえてくれることだ。例えばバッグのポケットの位置や大きさ、ストラップの幅や材質。全体の革の厚みなどもうキリがないくらい。
今回オーダーした財布もベースの財布で良い物があったので、それをモチーフにしてサイズダウン＋アルファの追加加工を加えたものにした。完成は来月中旬。楽しみなのだ。
今度はカメラのケースでも作ろうかかしらん。ワイドコンバージョンレンズとか小物がぼろぼろあるからなぁ。
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