これはサインハウス製のBluetoothコムシステムのB+COM。3チャンネルのBluetoothコアを持ち、携帯電話やオーディオ機器、ナビや無線機などと組み合わせて活用できる。また、同機種間での通話も可能。
ヘルメット内部に小型のマイクとスピーカーを装着するので、装着の際に面倒な作業は一切不要なのは便利。耳にイヤフォンなどを装着しないので、周囲の環境音も聞こえるから運転の妨げにならない（音量に注意）。何よりも便利なのはハンズフリーということだ。オートバイということで手を離すことも出来ず、操作が必要な場合はハンドルに操作用のスイッチを装着する必要があるなど、面倒なことばかりだった。このシステムだと、車両そのものに後付の必要はない（ナビシステムは除く）。
これはアップデートしたSB213というモデルで、電源部の強化とマイクが選択できるのが最大の特徴。また、独立した1chを別に持つことで、電話や無線の割り込みの際に別の接続が切れてしまうこともない。
クラッチ修理の後の試運転にて、iPhone 3GSとMitac Mio P560の組合せで試してみたが、気持ちよく音楽を聴きながら走行できた。後方からの音も聞こえるし、自車のエンジン音も確認できる。バイクでありながらナビの音声もハッキリ聞こえるので、確認のためにナビの画面を見る必要がない。必要とあらば電話の着信応答もできるので精神的に安心（長時間の通話時には路側帯に止まりましょう）。
今度はタンデムで実験してみる予定。
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