悲しすぎるW44Tの仕様

悲しすぎるW44Tの仕様何だかパッとしないau 2006夏モデルの個別ネタ。

シリーズ中で唯一Bluetoothを搭載し続けてきた東芝機。今回の夏モデルで加わったW44TにもBluetoothが搭載されている。

あの微妙なBluetooth仕様のW41Tと比較して変わったのは、ステレオオーディオプロファイルがA2DPをいじった特殊なものから通常のA2DPになったことだろう。本来であれば喜ばしい内容だが、実はそうではない。なぜならば資料の注釈には「接続できるA2DP対応機器はコンテンツ保護(SCMS-T)に対応した機器のみになります。」との記載が…。

おいおい、ここまでやっておきながら著作権保護ですかい。ところでSCMSはSerial Copy Management Systemの略だとは知っているが末尾のTってなんだろう。東芝のT?まぁ、ということはごく普通に販売されているA2DP対応のヘッドフォン、ヘッドセットはほとんどが接続できないことになる。接続できるのは今は販売されているか解らないけど、以前にダイナブックのオプションとして販売されていた同じ東芝製のステレオヘッドセットくらいだな、多分。だから今回は専用のレシーバーが同梱されている。レシーバーは結構小さい。

4Gハードディスクのために劇厚仕様だったW41Tからフラッシュメモリに変更して21mmと薄くなった点は高く評価できるが、Bluetoothはダメダメだ。リリースには「世界標準」とか書いてあるが、ワイヤレスにすることが目的のBluetooth。SCMSが最初からA2DPの標準機能でどの機種にも搭載されているならば理解できるんだけどね。これじゃW41Tの時と変わらない。

本当に惜しいなぁ。ちょっとだけは進化したことは認めるけど、W46TとかW47Tになったら普通のA2DPが搭載されるのだろうか(苦笑)もうちょっとだけオープンな仕様にして欲しいと思う。

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