マジカル置くだけ!スピーカーが届いた→改造Magical_Speaker_Modify_1

実験の意味もあって久々にエントリ。
=====
職場に荷物が届いた。妙に軽い。中身は週刊アスキーのデジタルガジェットシリーズ第一弾ということで登場したハード物。

商品名も「マジカル置くだけ!スピーカー」。ワイヤレススピーカーなのに、BluetoothもWiFiも使わずに音が出るという正にマジカルな物…。と、言いつつ仕組みは、スマートフォンなどの機器内に組み込まれているスピーカーが動作する際の磁気を拾って、増幅する外部スピーカーだったりする。技術としてはNearFA(Near Field Audio)という物が使われている。最近日本国内でもポロポロと商品化されていて、以前からちょっと気になっていたので試してみたかったのだ。

中身は円盤状の台座にスピーカーが2個装着された実にシンプルなもの。電源は単三乾電池3本。ちなみに本パッケージには乾電池は含まれていないのでご注意。

Magical_Speaker_Modify_2

台座の上に音符の刻印があるので、その辺りにスマートフォンのスピーカーを近づけて音を鳴らすと、ゴワゴワとした感じでスピーカーが鳴り出した。スマートフォンからの音は出したままで位置をずらすと、音量が大きくて音質が良い感じの部分があるので、そこがベストポイントとなる。位置合わせは適当。

慎重に位置合わせをすればそこそこ音質は良いけれど、今度はスピーカーのボディが音楽に合わせてビリビリとイヤな音を立て始めた。いわゆる固体音障害が発生してしまい、ボリュームが上げられない。

全くもって音質が最悪ならコレで終わりだけど、なかなかどうして…それなりに聴けるレベル。でも、このビビリ音が自分はちょっとダメ。音量を落とせばビビリ音も消えるけれど、外部スピーカーの意味が無いなぁと思い、手を入れられないか検討する為に早速分解をしてみた。

Magical_Speaker_Modify_3

中身は想像通り、磁気からエネルギーを得るためのトランスが2つと、それぞれに対応した約1インチのスピーカー2個。元が対応していればステレオで出力される様だ(?)。基板を見るとUSBとACアダプターから電源を得るためのパターンもある。これはコストカットで省かれたに違いない(後で付け加えよう)。詳細に観察するまでも無く、ただの器。これではあの音質も頷ける。まぁ、あまり期待もしていなかったけれど。

Magical_Speaker_Modify_4

電池を入れた重量は229.5g。確かに軽い。筐体も薄いので、これじゃ音量出したらビビリ音がでるね。これらを踏まえた結果、2つの改造をしてみることにした。まずはスピーカーを箱として改造すること。次にビビリ音を消すこととした。

Magical_Speaker_Modify_8

まずは左右のスピーカー周囲を丈夫な板で囲い、音波を左右キッチリとコントロールする。ただし、これはステレオで出力された場合。iPhoneではモノラルなので意味は無い。板で囲った際の容量はそれぞれ約40ml。スピーカーのコーンも良く動いていたので、小さいけれどバスレフポートも開けてみた。一応共振周波数とかも計算したりして…(あまり意味ないと思いつつ)。

Magical_Speaker_Modify_9

ところが、仕切で立てたアクリルが厚すぎてスピーカーに干渉してしまい入らなかったので断念。目測でチェックした以上にクリアランスは無い様だ。急遽仕切の素材を板鉛に変えて表面にフェルトを貼った。これで無駄な反射音や重量増による制振も期待できるかと。

Magical_Speaker_Modify_10

これでもまだまだ軽いので、不要な隙間に板鉛をグリグリと埋めていく。シャーシ周辺はこれでいいだろう。かなりズッシリと重みを感じるようになった。本当は底面と上面も貼りたいのだけれど、板鉛が無くなったのでそれは次回。

Magical_Speaker_Modify_11

ここから先はオマケ。次にトップカバーにあるスピーカーを外す。ホットボンドで固定されているので、指で剥がせば簡単に取れてしまう。

Magical_Speaker_Modify_12

アルミのネットをスピーカー穴に落とし込んで指で丁寧に馴染ませていく。その後は、丸く切り取りさらに10円玉などで馴染ませてから元のように組み込むと立派なネット付きになる。

Magical_Speaker_Modify_16

組み上がって重量を確認すると408.5g。まずまずの重量増。丁寧に加工すれば500gは行けそう。再生してみると不快なビビリ音や変な反響音が減って良い感じ。気持ち音質がクリアになった。音量を上げた際にバスレフポートからも勢いよく空気が出入りしているので、床に置けば少しは低音が増強されているようだ。

Magical_Speaker_Modify_17

まずまずの音質になったので、音量を上げた時に筐体が共振しないように対策するだけでもかなりの効果がありそう。ちょっと良い、1インチクラスのスピーカーに換装しても良さそうだけれど、費用対効果が微妙なのでやらないだろうな…。

  

  

, , ,
Trackback

7 comments untill now

  1. 機捜広尾分駐 @ 2013-11-26 13:55

    NFAと言う規格があるのね?NFCの亜種なのかしら。

  2. ご無沙汰しております。
    本当の規格かどうかはアヤシイものでして。

  3. 学校の課題研究でスピーカーを作ろうとしているんですが、、
    基盤の仕組みがよくわからない状態です
    もしよろしければ教えてもらえませんか?

  4. エントリー文中にもある「Near Field Audio(NearFA)」で調べてみてください。国内外でいくつか実例が出てくるかと思います。こちらの動画などは具体的で分かりやすいかと。仕組みが理解できれば自作は簡単です。 https://youtu.be/PCmamtzUj7I

  5. 返信ありがとうございます!
    大変参考になりました!!

  6. 何度もすみません、、、
    基盤の型番を知りたいのですがもしよろしければ教えてもらえませんか?

  7. すみません、既に手元に無いのでわかりません。Amazonではまだ販売しているようです。http://www.amazon.co.jp/スピーカー付-デジタルガジェットシリーズ01-スマホの音楽を256倍楽しむ「マジカル置くだけ-スピーカー」-アスキームック/dp/4048661523

Add your comment now