バッテリリフレッシュ(PC編)

バッテリリフレッシュ(PC編)先日のNewton MessagaPadのバッテリパックに続き、今度はノートPC(Libretto L2)のバッテリリフレッシュをやった。何だか最近バッテリリフレッシュの神様が君臨しているような勢いだ(笑)

今回対象のLibretto L2も2001年の発表とほぼ同時に購入したのでもうすぐ5年だ。標準のバッテリパックは5分と保たない。

標準の3倍という鬼の大容量バッテリパック(当時4万円もした)がまだまだ現役で使えるのだが、これを付けるとでかいの何のって…。標準のバッテリパックでも定価15,000円なので、いまさらそんなにお金は掛けられない。

と、言うわけで標準のバッテリパックを分解すると中身は一般的な18650(直径18×65mm)タイプ。使われていたのはソニー製のUS18650GR(3.7V/1,900mAh)が3本収まっていた。自分のパーツストックに18650はいくつかあったので、今回はパナソニック製のCGR18650CB(リンク先はCGR18650C)を使うことにした。これは3.7V/2,100mAhで、標準より少しだけ容量がある。

標準で使われていたソニー製のバッテリをひっぺがして、新しいバッテリセルに付け替えればOK。テスタを使って保護回路やサーミスタなどのセンサ類をこまめにチェックをしてから初めて通電チェック。正常に認識、充電されることを確認してからケースを元通りに組み直して完了。その後も人がいる状態で何度か充放電を数サイクル繰り返して異常発熱がないことを確認(ちゃんと外部温度計を設置してチェックするのだ)。

満充電の状態でCPUフルパワー、液晶輝度最大、802.11g無線LAN PCカードを使った状態で1時間40〜50分の駆動を確認できた。まぁまぁな所だろう。2,500mAhのバッテリならば2時間越えは可能だろう。

【警告】
安易なリチウムイオンバッテリの交換作業は、ニッカドやニッケル水素バッテリと比較すると、間違った取扱いに対して発火や爆発の恐れが格段に高く非常に危険です。人命にも関わるのでその辺りのリスクを十分に把握し、十分な知識と経験を持ったユーザのみ、各自責任を持ってください。
当ブログ、当筆者は本作業を推奨するものではありません。当然のことながら方法などについて質問されても回答できませんし、もしも同様の作業を行って何らかの事故が発生しても当方は一切の責を負いません。ちなみに当方は仕事でリチウムイオンバッテリの製造にも関わっているので、知識や設備が備わった状態で作業しています

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