Jawbone ICON Bluetooth Headset

Jawbone ICON Bluetooth HeadsetJawbone ICON #1

某出版社編集部員に、「普通にBluetoothヘッドセットを装着してウロウロしている珍しい(変な)人」と言われるくらい随分前からBluetoothヘッドセットを使っている自分だが、ここの所愛用していたのは米Aliph社のJawboneシリーズ。もう2世代使い続けている。気に入っているところは、デザインもさることながら、相手の話が良く聞こえ、自分の話が良く伝わるという点に尽きる。ヘッドセットの基本機能なのに、これが出来ない製品のなんと多いことか。

Jawboneシリーズの売りは”NoiseAssassin”と呼ばれる、ミリタリーでも使われていた仕様のノイズリダクション技術。これが実に秀逸で、周囲の環境音量に合わせてヘッドセットの音量を自動調節をしてくれる。マイクも周囲の環境音を拾いにくい構造で、頬の振動から装着者の声を拾い、それを増幅して伝えるので、不快な風切り音などはかなり低減される。これは実際に自転車やオープンカー乗車時に使ってみたことで実証済だ。通話相手には環境音が聞こえないので、自分がどこに居るかわからない事もあった。

で、今使っている物の内蔵バッテリがへたってきたな…と思っていた矢先に新型、4世代目のICONが登場。これまでのモデルで不満だった点が全て解消されていたので迷わずお買い上げ。

Jawbone ICON #2

旧製品から改善された点を列記してみよう。

まずは電源スイッチが手動のスライドタイプになったこと。電源スイッチの誤動作が無くなった。これまでのフックボタン兼用のプッシュタイプでは収納時に勝手に電源が入ってしまうことが多々あり、通話時の障害になったり使いたいときにバッテリが消耗していたことがあった。

次に充電ポートがmicro USBになったこと。1, 2, 3世代とも専用のアダプタ(コネクタ)を使って充電をする仕様だったので、出張時にはそのケーブルを持つ必要があり非常に煩わしかった。micro USBになったことで手持ちのNokia端末用のケーブルで充電できるようになった。

そしてサイズと重量がL45 x W18 x H24 (mm) / 8.2gとなり、従来モデルより小さく軽くなった。これからはイヤーハンガーが無くても安定して装着できるようになった。

Jawbone ICON #4

最後にiPhoneとの親和性が向上した。純正のiPhone Bluetooth Headsetを使ったことがある人なら解ると思うが、iPhone画面上のバッテリーゲージ隣にヘッドセットのバッテリ残量を示してくれる機能がある。この機能をJawbone ICONではサポートしているのだ。わかりにくいヘッドセットのバッテリ残量がビジュアルでチェックできるのは大変ありがたい。

その他、着信時に音声での読み上げ機能が追加している。電話の着信では名前や番号の読み上げ、SMSの着信は相手の名前などだ。また、うざったいLEDインジケータが内側のマイク部に移動して目立たなくなった。

個人的に最も出来の良いBluetoothヘッドセットと思っている。

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