PalmにWEBブラウザのOpera miniを導入した。
かなり出遅れた感じもするが、携帯電話と携帯電話はVodafone 702NK II (NOKIA 6680)、PalmはTungsten T3(日本語化済)である。どちらもすんなりと導入完了。日本語にローカライズされているので、メニュー類も日本語。一般的なWEBを特に設定せず閲覧できるので問題はなさそう。
携帯電話内の標準のブラウザだと、すぐに「メモリがいっぱいです」とアラートが出て使えないことがしばしばあった。Opera miniはエラーも出ることなく実に快調だ。Blogの閲覧も更新も問題なし。NOKIAのシリーズ60機は、miniよりも強化されたOpera Mobile for Symbian S60もあるので気になるところ。でも有料なのでしばらくは様子を見てみようと思う。
お次はPalmだ。PalmはJ-OSをベースにIMEをATOKかPOBoxで使っている。都合上CJKOSやJaPonも使用できる。
以前から弱かった日本語WEBブラウジング関連の問題が、このOpera miniによってクリアされた感じだ。文字コードのEUCやUTF-8で作られたページも難なく表示可能。Opera miniはJAVA環境で実行するので、Palm上であらかじめJAVAアプリケーションを実行できるようソフトウェアをダウンロードして導入しておく必要があるのがポイント。
しかし、問題はこのJAVAにあった。Palmユーザーの間では既知の問題だが、Palm版のOpera miniは日本語の入力ができないのだ。IMEがOpera mini内に割り込めないらしく、入力できるのはアルファベットのみとなってしまう。
諦めきれずに色々と調べてみると、Palmに標準機能のソフトキーボードで入力をすると割り込めるらしく、あらかじめIMEがインストールされていれば、そこのウインドウ内で入力できるとのこと。しかし、この技はハードウェアキーを装備したTungsten CやTreoシリーズに限られる。残念ながら自分のTungsten T3では使えなかった…。
その後思い出したのは、以前より使っていた外付けのWireless Keyboard。これならば使えるのでは?と思い、接続後に色々とコマンドを叩いてみる。その中でcmd+spaceを入力すると、見事に成功!画面にソフトキーボードが表示されてPOBoxからちゃんと日本語入力ができた。
入力できる文字数に制限はあるが、ちょっとしたことにならば十分に使えそうだ。これによりPalmは携帯用ブログ管理マシンとして活躍しそうだ。携帯電話にBluetoothキーボードの組み合わせという案もあるが、現在はまだ未定。