クラッチがふたつ

クラッチがふたつaudi TTクーペ 3.2クアトロをドライブする機会があった。

DSG仕様だったのだが、運転して思ったのはツインクラッチはシフトがスムーズなんだなーということ。まぁ、偶数ギアと奇数ギアそれぞれにクラッチが入って、ギアチェンジする時には次のギアにつなぎ掛かっている…という仕組みなんで理屈は一応理解しているつもり。

負荷が少ないので機械にも優しいし燃費も良いらしい。それにハイパワーエンジンのパワーを確実に伝えることができるので、昨今のハイパフォーマンス車には採用される傾向にある。GTRとかランエボとか。でも重いのと複雑なので高コストなのが難点。小排気量には向かないということらしい。

そこで思い出したのは、本国で発売開始されたばかりのBMWのM3カブリオレ。これにもM-DCTというシステムで採用されていた。BMWの場合はこれまでシングルクラッチのSMGがあったが、上記の理由もあってかとうとうツインクラッチへシフトしたようだ。たぶん、M3シリーズ(クーペ/セダン)にも順次採用されるだろう。

個人的にはSMGのMTチックなギアのつながり方は好みだけど、性能で言えばスムースさならばツインクラッチなんだろうなぁ。とりあえず期待をして待つとする。

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クラッチがふたつ への6件のフィードバック

  1. Shin のコメント:

    僕も、ゴルフのGTIですが、DSG仕様車をドライブしたことがあります。
    このトランスミッションだけでこのクルマをほしくなるほど気に入りました。

    いまはBMWのMINI(先代)に乗ってるんですけど、全体的に結構気に入ってはいるんですが、CVTだけはどうもねぇ。あれはリニアリティというかドライバビリティ的にあまりに感覚と合わなくて・・・。
    M-DCTを新しいMINIにも積んでくれないか、と思ってたり(そこまでのクルマじゃないかな(^^;;;;) 先月号のル・ボランに結構詳しく出てましたよ(BMW特集でした)。

    ちなみに、VW/AudiグループのDSG(Audiでは S-tronicという名前でしたっけ)の場合、大排気量に耐えるのがなくて2リッタークラスまで(というかトルクで限定かな)。大排気量・縦型エンジン用はいま開発中だそうです。
    Audi R8 にのっけてくれたら買います!(言うだけタダってことで(^^ゞ)
    長々とすみません。

  2. Shin のコメント:

    ↑縦型、じゃなくて“縦置き”でした(汗

  3. ShimoKen のコメント:

    そういえば、友人がR32(ゴルフ)を所有していますが、MTかDSGのどっちだったかな?R32って3.2Lでしたよね?確か。
    現行miniは試乗したことしかありません。ただし、Cooper Sだけ。結構良かった印象です。自分で所有していたのはインジェクション初めて搭載された頃のCooperを2年ちょっとくらい。
    今だったらM5が欲しいところだけど、無理だナー。
    たぶん次のマイナーチェンジでM-DCTになりそうですねぇ。

  4. Shin のコメント:

    >R32
    そう、3.2リッターですね。TTクーペのクアトロのと基本は一緒です。
    日本仕様は2つしかありませんから、わかりやすいですよ。
     ●4ドア+右ハンドル+DSG
     ●2ドア+左ハンドル+MT
    ご友人のはどちらだったでしょうか?

    M5、このあいだMINIを修理に出したところ(BMWディーラー兼)で見ましたけど、写真以上にカッコいいですねぇ。と言いつつ、どちらかというとAudi派なんですけど(^^ゞ

  5. ShimoKen のコメント:

    > ●4ドア+右ハンドル+DSG
    > ●2ドア+左ハンドル+MT
    なーるほど。友人のは4ドアだからDSGですね。

    audi、好きなんですけど高い〜。
    BMWを買う前はaudi A4 3.0を購入する予定で、見積もりまでしていましたが、やはり予算が厳しかったです…。
    その後、前世代のRS4とかS6とかを運転させてもらいましたが、これまた良かったです。

  6. ピンバック: ShimoKen Works » BMW E92 M3はすばらしい

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