インプレッサ WRX STI 4door

インプレッサ WRX STI 4doorDSC_2906

新型インプレッサ WRX STI 4doorに試乗する機会があった。

車両はもちろんMT。装備は標準仕様。以前に5doorに試乗した際に自分が知っていたインプレッサとは違う物になってしまって、ちょっとだけ残念な気持ちだったが、ここに来て4doorセダンボディが復活したことで、これは何かあるに違いないと期待していた(同じ事を思った人が沢山居たってことだよね?)。

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5doorとの違いは一目瞭然のセダンボディ。小さいながらもトランクリッドがあるだけでグッと落ち着きと安心感がある(自分の場合ね)。その小さいトランク上面は大型のウイングに覆われている。全長は4.5m以下に収まっていて横から見るとギュッと圧縮したコンパクト感がある。でも、斜め前方から見るとブリスターフェンダーの張り出しから普通のセダンでない事は一目瞭然。

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車高も5mm下がったらしいが、正直解らない程度。標準で18インチとなったホイールには245/40という太いタイヤが前後に使われている。そう、フロントに245ですよ、ビックリ。空力面は随分と見直したらしくシャシー裏側のアンダーパネルを装備そうで。足回りにはアルミ素材を使ったり、ブッシュをピロボール(!)にしたりと、手間とコストが掛かっている。ダンパーも結構イイ物を使っているとセールスの方は熱弁していた。

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早速乗り込み走ってみると随分低回転からガッチリとターボが効いて太いトルク。これは運転しやすい。気になった太いタイヤは道路のわだちにステアリングを取られることもなく、意外に乗り心地も悪くない。ダラッと流すだけなら普通のクルマだ。クラッチも重くないので楽ちんだし、シフトレバーのフィールもダイレクト感があってギアの入りが良い。シフトレバーのストロークはそこそこあるのだが聞けば純正でクイックシフトキットがあるらしい。

交通量の少なく見通しの良い道路に入って、ちょっとだけ元気よく踏んでみると2リッターとは思えぬ加速をする。うひゃー凄く楽しい(笑)セダンになって前後の重量配分が変わったのもあり、フロントヘビーな感じはかなり軽減されてタイトコーナーでも気持ちよく鼻先が入る様になった。見切りの良いウインドウはボディの位置が解りやすいからコントロールしやすい。

ノーマルのダンパーも固すぎず適度に動くのでコーナーイン側のリアも接地感がある。ノーマルだとストロークも長いせいだろうなぁ。自分はもっと固くても良いかも。車高も3〜4cmは落としたいところ。ブレーキも入力にリニアだし必要にして十分な感じ。パッドを変えるだけでもかなりキャラクターが変わりそう。リアのローター径がデカいので、サイドブレーキが良く効く(笑)

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やっぱりインプレッサはコレだよなと思った次第。個人的にちょっと…と思うのは内装。決して悪くはないんだけど、中に居てあまり落ち着かない感じ。なんだろうね…。それと、結構中は狭い。まぁ、仕方ないけど。シートは純正オプションのレカロを選択した方が、金額的にはお得。固さやホールド感もノーマルシートより格段に良い。個人的には十分アリなクルマっス。

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