先日導入したiPad miniセルラー版(ソフトバンク)を海外でもモバイルルータとして使うため、China UnicomのSIMカードを入手した。これまでソフトバンクでのiPadセルラー版は「ドコモだけロック」の状態で、海外のSIMカードはそのまんま使えるというちょっと変わった仕様になっている。なので、持っていったiPad miniはソフトバンク版のままで一切何も手を入れていない物。なお、au版は自分で動作確認をしていないので分からない。悪しからず。
日本国内で自由にキャリアを選択したいのであれば別だが、自分の場合はiPhoneとのセットで契約していて、そこそこ割安なので国内はソフトバンクのままで十分。海外でさえ自由になれば良い。流石にiPhoneは完全なSIMロックなので海外SIMカードの使用は不可となっているのでご注意。
自分はChina Unicomの回線契約があるので、同番号でデータ通信用SIMカードを追加発行してもらい完了。月当たり5RMB(約75円)のアップ。China Unicomでは、iPhone 5も販売しているのでnano SIMカードは存在するが、それは専用カードらしく受け取ったのは通常のmini SIMカード。ショップでは25RMB(約370円)でmicroサイズにはカット(!)してくれるが、nanoサイズにはできないとのこと。それでは意味が無いので自分でカットした。そもそもSIMのカット費用に25RMBは取り過ぎ。夕飯代と同じだ(笑)
nano SIMサイズは端子ギリギリにカットすれば良いので、microサイズへのカットより簡単。最初は大きめにカットして、後からトレイに合うように微調整カットで終わり。適当にカットするとトレイからずれて、SIMカードがiPadから抜けなくなるなどの原因になるので慎重に作業する。カットしたらiPad miniに挿入して終わり。暫くすると自動的に電波を掴む。APN設定はSIMカードから自動的に読み込まれるので作業不要。あっと言う間に現地仕様になる。
今は音声通話よりもデータ通信の方が重要なので、iPadが自由に使えるだけでもかなりのストレス低減になる。miniなら持ち歩くのにも負担は少ないから尚更。速度も3Gで最大1.5Mは出ているのでまずまず。これでWi-Fiルータをレンタルするよりも割安になる。