昨年12月から施行された自転車の左側通行。でも、周知されているとは言えず、施行前と変わったとは思えない。守っているこちらが前から突っ込んでくる自転車にベルを鳴らされるわ、睨まれるわと困った状態。そういった状態を改善しようと一部の道路では、走行場所と方向を明確にしようと取り組みが始まっている。
写真は大阪の本町。ここでは自転車レーンを路面にペイントをして走行場所と方向を示している。また、解りにくい交差点内にも矢印をペイントすることで混乱しないようにしている。これは自動車のドライバーからも解りやすいので安全面でも良いことだと思う。この交差点を通る度に現時点ではこれが理想かなと感じている。
本件に関する大阪市のHPを見て知ったのだが、自転車レーンのペイントされたゾーンでは、レーン内を走行している自転車利用者を守るため自動車が駐車禁止だったり、道路脇の側溝も自転車のタイヤがはまりにくいようにピッチが細かくなり、表面処理も滑りにくくなっているそうだ。自転車利用者に押し付けだけじゃ無く、実際に走りやすいようにするってのはとても重要。そして同じ道路を走る自動車にも。全国的にどんどん広まって欲しいなぁ。