Respect=尊敬、敬意とか。
このLED電球を見ていると、そんな言葉が浮かんできた。
約100年間の歴史のある白熱球を模したLED電球…。でも、最新のLED電球をなんでわざわざ白熱球の形に似せる必要があるのか?
既存の灯具が白熱球をベースに配光を考えているから、それらに合わせて…という理由もあるけれど、照明器具のLED化が加速している昨今、市場にある白熱球ベースの灯具がLED専用に切り替わりつつあるので、それはあまり関係ないかな。
このLED電球の存在価値は強力な光量ではなく優しい光だ。白熱灯のフィラメントが発する暖かみのある光。電球ならではの全方位に広がる光をLED電球で実現しようとしたところに価値があると思う。クリア電球を模しているのも良い。
デザイン(構造)を優先しているこのLED電球は明るくないけれど、灯りとしての安心感は電球に近い。照明って実は人体に与える影響も結構あるそうで。やっぱりこういう明かりも必要だよなぁと思うのだよ。
あぁ…、完全にやられた(存在を知らなかったです)。
実はデスね、この手の白熱灯タイプって結構前から存在していたんですよ。
http://www.metaefficient.com/leds/liquidfilled-led-light-bulbs-360-degrees-light.html
ただ、今回のパナソニックのは”あえて”白熱灯にこだわって作った点を高く評価したいです。