ケルヒャー K4.00を使う #2

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前回の続き。

ケルヒャー K4.00には標準で2本のノズルが付属している。それぞれのノズルの特性を理解して使うと、より効率よく洗浄できるので、面倒くさがらずに汚れと対象物に合わせて交換しながら作業するのが基本だ。ノズル交換は、ノズル本体を手前に押し込みながら90度ねじるだけで簡単に脱着できるので簡単だ。

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“バリオスプレーランス”は噴射圧力が可変可能なノズル。前の太い部分をねじることで圧力を無段階に調整できる。水は扇状に出るので手元の角度を変えることで狙った場所の洗浄ができる。写真のように通常は洗いにくい部分もしっかりと洗うことができる。洗浄対象物に応じて噴射圧を弱められるので、あらゆる場所の洗浄に適している。網戸やサッシの溝、シャッターの隙間やタイルの目地にも最適。

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“サイクロンジェットノズル”はその名の通り水がまわりながら噴射される。ノズル先端部に小さなコマが入っていて、水圧でコマが高速回転し独特の噴射をする仕組みだ。水圧は通常の広角ノズルの10倍なので頑固な汚れに最適。あまりにも強力なので、使い方を誤ると洗浄対象物を破壊する可能性がある。洗浄前にあらかじめもろい部分が無いか確認すること。特にタイルの目地やコンクリートの壁を洗浄する際は注意が必要だ。

この2本のノズルを使い分けることで、なかなか落ちないタイルの目地の間の汚れや、コンクリートの壁に付着したコケや雨などによるホコリ汚れも確実に落としてくれる。特にコンクリートの壁は色々な虫が巣を作っていることがあるが、それらも一緒に駆除できる。これ以外にもオプションとしてさまざまなノズルが用意されているので、用途に合わせて追加すると良い。

これらノズルは水の噴射パワーを操るだけでなく、水の使用量を低減する作用もある。洗浄作業の時短効果と相まって、ホースを使うよりも約4分の1の水量で済むので大きな節水効果もある。高圧洗浄機と言うと水を沢山使うイメージがあるが実は逆なのだ。

まだまだ続く…。

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