巨大建築物が好きな某猫氏と一緒に台北101へも行った。ビル本体の高さで言うと、世界一高いビルだ(アンテナも含むとシアーズタワーが世界一だそうで)。台北101の上層部にはチューンドマスダンパー(スタビライザー)が格納されている。これは500mを越す建造物である台北101が、強風であおられた時に発生する揺れを中和する役目を持っている。
そんなに大きく無さそうに見えるが、直径は5.5m/重さは660t/12.5cmの鉄板を41層重ねて作られている代物だ。
玉は9cn×4の極太のワイヤー4本により吊り下げられており、強風にあおられてビルが揺れ出すと、反作用を利用して下部の油圧シリンダを動かし、揺れを約40%打ち消すことができるとのこと。
台風直撃が多い台湾ならではのものだろう。ちなみにシリンダは最大1.5mストロークするとのこと。凄いなぁ。
台風のとき行って、作動シーンを動画で撮ってみたい。
その前に観光客が上れるかどうか…。
見に行った当日ですが、ほんのわずかに動いていました。
(ジッと見ていないと気がつかないくらい)
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